(1)単項式の乗除の混じった計算

基本的に中1の計算と変わりはないです。

ただ、中2になってからは扱う文字が多くなるので、それ気を付ける、文字に惑わされないようにしましょう。

(2)四則計算

「累乗」→「乗除」→「加減」の順で計算する(←中1の時と全く同じです)

※中1の内容で復習

7×-(-3+3³)-5

=7×(-3+27)-5

=7×24-5

=168-5

=163

例)

①2a×6b×(-4ab)

②(-6ab)÷(-2a)²×(-8ab²)

③8x²y²÷(-4y²)-3x²×(-2y)

例解)



\( 2a \times 6b \div (-4ab) \)

\( \displaystyle =2a \times 6b \times (- \frac{1}{4} ab) \)   わり算は分数のかけ算に直して計算

\( \displaystyle =- \frac{ 2a \times 6b }{ 4ab } \)

\( =-3 \)



\( (-6ab) \div (-2a)^2 \times (-8ab^2) \)   まず累乗の計算

\( = (-6ab) \div (4a^2) \times (-8ab^2) \)

\( \displaystyle =(-6ab) \times \frac{1}{4}a^2 \times (-8ab^2) \)   わり算を分数のかけ算に直す

\( \displaystyle =\frac{6ab \times 8ab^2}{4a^2} \)   約分

\( =12b^2 \)



\( 8x^2y^3 \div (-4y^2) -2x^2 \times (-2y) \)   わり算を分数のかけ算に直す

\( \displaystyle =8x^2y^3 \times (- \frac{1}{4}y^2) -3x^2 \times (-2y) \)   かっこをはずして乗法の計算

\( -2x^2y + 6x^2y \)

\( =4x^2y \)

 今回は文字を含んだいろいろな計算を学習しました。

 細かく約束事がありますが、定期テストや高校入試にも必ずと言っていいほど出題される単元です。また、これから学ぶことの基礎となります。ここが苦手のままだと、この先に必ずつまづいてしまいますので、必ずマスターしてください。

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