(9)乗法公式・四則計算

※計算の順序

①簡単化→②有理化→③乗除→④加減の順!

1)(a+b)²=a²+2ab+b²のパターン

(√3+1)²

=(√3)²+2×√3×1+1²

=3+2√3+1

=4+2√3

2)(a+b)(a-b)=a²-b²のパターン

(√3+√2)(√3ー√2)

=(√3)²ー(√2)²

=3-2

=1

3)2( √3-4)+( √3-2) 2   →右の()が公式

=2 √3-8+( √3) 2-2×√ 3×2+(2) 2

=2 √3-8+3-4√ 3+4

=-2 √3-1

〇式の値

 a= 2+1、b= 2+1のとき、a²-b²の値を求めよ。

 →因数分解してから代入

  a2-b2

=(a+b)(a-b)

=( √2+1+ √2-1){ √2+1-(√ 2-1)}

 =2√ 2×2

=4√ 2

(10)根号の応用

① √12nが整数となる最小の自然数nを求めよ。

※整数となる=ルートがとれる!

 →√a²(ルートの中が2乗)になればよい

   解)12=22×3

     2×2×3×n   →2乗にするにはあと…3が必要!

      n=3

② 20-nが整数となる自然数nをすべて求めよ。

※20-nがa2になればよい。

 →20以下の2乗の数 … 0,1,4,9,16の5つ。

  ※負にならないように!   

   20-n=0のとき、n=20   20-n=1のとき、n=19

   20-n=4のとき、n=16   20-n=9のとき、n=11

   20-n=16のとき、n=4

                 A.4,11,16,19,20

③√ 3の整数部分、小数部分を求めよ。

i)まず整数から!

 ⇒2乗して、2乗の数にはさむ。

 2乗の数→1,4,9,16,25,36…

 1の2乗 → 1

√ 3の2乗 → 3

 2の2乗 → 4

 1< 3<2なので、   整数部分は1

ii)次に小数部分

 ⇒小数=もとの数-整数部分になるので

 小数部分は√ 3-1

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