※三角形は3つの辺と3つの角が全部わかっていなくても、次の3つの条件のうち、どれかがわかっていれば作図が可能!!
①3つの辺の長さが定まっている
②2つの辺の長さと、それらの辺の挟む角の大きさが定まっている
③1つの辺の長さと、その両端の角の大きさが定まっている
この3つのパターンのいずれかに当てはまっていれば、三角形が書けるということになります。
①「3つの辺の長さが定まっている」パターン
例)3つの辺の長さが8cm、4cm、5cmの三角形
(手順1)まず1辺を作図する
(手順2)片方の点から半径5cmの円を書く
(手順3)もう一方の点から半径4cmの円を書く
(手順4)2つの円の交わったところがもう1つの頂点
最初の1辺の両端と結ぶ
完成!
②「2つの辺の長さと、そのはさむ角の大きさが定まっている」パターン
例)2つの辺の長さがそれぞれ5cm、4cmで、そのはさむ角が60°の三角形
(手順1)まず1辺を作図する
(手順2)その1辺の片方の点を頂点として60°の角を書く
(手順3)その頂点からもう1つの長さ(4cm)の円を書く
(手順4)円と(手順2)で書いた線の交点が、もう1つの頂点→最初の辺のもう一点と結ぶ
③「1つの辺の長さと、その両端の角の大きさが定まっている」パターン
例)1辺の長さが5cm、両端の角がそれぞれ35°、50°
(手順1)1辺を作図する
(手順2)その両端から、それぞれの角を出し、直線を伸ばす
→2本の線が交わったところが、もう1つの頂点になる