今回は、切り落としという解法について勉強します。
切り落としとは、全体を１とみて、面積を出す方法です。
例）
四角形ＡＢＣＤは平行四辺形である。
そのとき、以下の比を答えよ。
（１）ＡＢＣＤ：△ＡＢＥ
（２）△ＡＢＥ：△ＥＣＦ
（３）ＡＢＣＤ：△ＡＥＦ
（１）についてみていきます。まず△ABEについて。
（１）解 ＡＢＣＤ：△ＡＢＥ＝１：1/4 すなわち ４：１
（２）について。△ECFについてみていきます。
（２）解 △ＡＢＥについては（１）で出しているので、そのまま使います。
△ＡＢＥ：△ＡＥＦ＝1/4：1/8＝２：１
（３）について。△AFDについてみていきます。
△AFDは、四角形ABCDから今までの三角形を引いた状態での計算で出します。直接計算するという方法は使いません。
（３）解
△ＡＥＦは
ＡＢＣＤ－△ＡＢＥ－△ＥＣＦ－△ＡＦＤ
１ － 1/4 － 1/8 － 1/4 ＝3/8
ＡＢＣＤ：△ＡＥＦ
１ ： 3/8 ＝８：３
