(1)植物の分類

植物→種子植物・花が咲かない植物に分かれる

   種子植物→裸子植物・被子植物に分かれる

        裸子植物:胚珠がむき出し・子房がない

        被子植物→双子葉類・単子葉類に分かれる

〇双子葉類・単子葉類の違い

双子葉類

・子葉が2枚ある

・葉に網状脈がある

・根が主根→側根になる

単子葉類

・葉は1枚である

・葉は平行脈である

・根はひげ根である

・茎の断面は輪状になっている

・茎の断面はバラバラになっている

・双子葉類の花びらは、合弁花類・離弁花類の2種類にさらに分けられます。下で詳しく説明します。

・花びらは大体3枚もしくは6枚になっている

〇合弁花類・離弁花類

 双子葉類のうち、さらにこの2つに区分されます。

合弁花類

花びらをばらしたとき、すべての花びらがつながって1枚になっている

離弁花類

花びらをばらしたとき、花びらが1枚1枚離れている

〇種子植物の分類

種子植物 → 裸子植物 → マツ・イチョウ・ソテツ(・スギ)

     → 被子植物 → 双子葉類

                   → 離弁花類 → アブラナ・サクラ・エンドウ

                   → 合弁花類 → アサガオ・タンポポ

            → 単子葉類 → ツユクサ・ユリ・イネ

(2)花が咲かない植物

〇植物の分類より、植物には種子植物と花が咲かない植物にまず分類されると書きました。

 では、今度は花が咲かない植物を見ていきましょう。

花が咲かない植物 → 維管束がある → シダ植物 → イヌワラビ・ゼンマイ

※シダ植物

 ・日当たりの悪いしめった所に育つ

 (ただし、ワラビは日当たりのよい所)

 ・葉、茎、根の区別があり、維管束がある。

  (葉は、イラストの葉のある部分全部で1つの葉)

 ・光合成をする

花が咲かない植物 → 維管束がない → 陸上に生息 → コケ植物 → ゼニゴケ・スギゴケ

※コケ植物

 ・維管束がないため、水や養分はからだの表面から吸収する。

 ・光合成をする

 ・イラストでは、左の開いた花のようなものが雌株、右の閉じたつぼみのようなものが雄株となる。

 ・雌株の先を胞子のうといい、そこに胞子がある。

花が咲かない植物 → 維管束がない → 水中に生息 → 藻(ソウ)類 → コンブ・ワカメ

※藻(ソウ)類

 ・水中で生育する。維管束がなく、水はからだの表面から吸収する。

 ・光合成をする

 ・胞子または分裂によってなかまを増やす

 ・茎や葉の部分に胞子のうができ、胞子を作る

今回は植物の分類について勉強しました。

分類が非常に細かく、特に被子植物のあたりは細かいので、しっかり繰り返しみて覚えましょう。

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