(1)呼吸のしくみ
a.細胞の呼吸
☆細胞1つ1つで呼吸が行われている。(内呼吸とも言う)
b.酸素と二酸化炭素の交換
※器官と気管支を合わせて呼吸系という
※肺胞(小さな袋) 理由:表面積を大きくして気体の交換を効率よくするため
※肺の下に横隔膜がある
横隔膜⇒上下運動によって呼吸運動が行われる
〇…酸素
●…二酸化炭素
細胞中の空気から血液中に酸素が取り入れられ、血液中の二酸化炭素が細胞内に放出される。
(2)血液とその循環
a.血管
動脈…心臓から出る血液が流れる
直径4mm(最大25mm)
〇壁が厚い
〇弾力がある
静脈…心臓に戻る血液が流れる
直径5mm(最大30mm)
〇弁がある 理由:逆流を防ぐため
〇壁が薄い
〇弾力がない
※毛細血管…直径0.01mm
b.血液の循環
〇動脈血:酸素が多い・明るい赤色
〇静脈血:二酸化炭素が多い・黒ずんだ赤色
〇門脈:小腸から肝臓までの血管。養分が多い
〇じん静脈:腎臓から出てくる血管。不要物(尿素)が少ない
c.血液の成分
ア:赤血球…赤い色素(ヘモグロビン)を含み、酸素を運ぶはたらき
イ:白血球…細菌を殺すはたらき(食べて殺す)
ウ:血小板…出血を止めるはたらき
エ:血しょう…養分や不要物や二酸化炭素を運ぶはたらき
血管の中:血しょう←→細胞の中を満たす:組織液