今回は平行線と角についてふりかえり学習を行います。
公式や法則の説明が大半になりますので、しっかり復習してたくさん問題を解いてください。
(1)多角形の内角・外角
例)①五角形の内角の和を求めよ。
②正八角形の1つの外角を求めよ。
③十一角形の対角線の数を求めよ。
(2)角の公式
これらはまず、知っていないと答えられない問題になりますので、必ず決まりを覚えましょう。また、このくらいの問題は定期テストでしか出ないでしょう。入試・実力テスト等ではもっと難しい問題が出てくると予想されます。まずはこのきまりをしっかり頭に入れ、応用問題に対応できるよう問題をたくさん解きましょう。
公式④⑤については、応用的な部分が多いので、まずは①~③を覚えるようにしましょう。
この公式を使って例の解を導きます。
解)①50+60=110°
②57+40=60+x
x=37°
③x=25+70+20
x=115°
(2)角の2等分線
※2等分されている角度を文字でおく
内角の和・外角定理について式を立てる
解)
▲=a°、●=b°とおく
四角形の内角の和より、2a+2b+90+120=360 …①
三角形の内角の和より、a+b+x=180°…②
①より、2a+2b=150
a+b=75
②に代入 75+x=180°
x=105°
もう一つだけ見ておきましょう。
これも同様に内角の和・外角定理について式を立てます
解)
2▲=60+2●
▲=30+●
▲ー●=30°
x+●=▲
x=▲ー●=30°
一応、角の2等分線については、2つを1セットにして考える方法があります。参考までに見ておいてください。
2●+2▲=120°
●+▲=60°
今回は多角形のきまりと二等分線のきまりについて勉強しました。
類題を多く解くことによって、知識を定着させましょう。