例1)

x軸上に点Pを取って△OAB=△OAPとなるような点Pの座標を求めよ。

※①共通する辺→点辺とみて固定

 ②この辺と平行で、かつ、向かい合う点を通る直線上にあれば等積変形される

 ③もう1つの条件(x軸上など)と組み合わせて点を決定する

解)△OAB=△OAP→OAが共通

  →共通する辺を底辺とみて等積変形


OAに平行で、かつ点Bを通る直線であれば等積変形される

→この直線とx軸との交点が点Pとなる!

直線OAの式

:y=2x →等積変形される直線は傾き2で(6,4)を通る

∴y=2x-8 これとx軸との交点=P(4,0)

例2)

図の四角形OABCについて

①x軸上に点Dをとり、四角形OABD=△OCDとなるような点Dの座標を求めよ。

②点Cを通り、四角形OABCを二等分する直線の式を求めよ。

①ACに線を引き、△ABCをACを底辺とみて、等積変形する

直線AC:A(7,0)、C(2,5)を通る→y=ーx+9

点Bを通り、ACに平行な直線を引く

→傾きー1,B(5,4)を通る→y=ーx+9

y=ーx+9とx軸との交点がD

y=0を代入するとx=9

よってD(9,0)

②①より、四角形OABC=△OCD

つまり、点Cを通り△OCDを二等分する直線がそのまま四角形OABCを二等分する

<三角形の二等分>

ある頂点とその向かい合う辺の中点を通る直線は、その三角形を二等分する

点CとODの中点(9/2、0)を通る直線

→求める直線は、y=ー2x+9

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