前回の2次方程式では、あくまで因数分解で答えが導ける例を勉強しました。

しかし、それだけでは解答できない場合があります。

そのときの解答方法を勉強します。

(1)平方完成

※平方完成

 \(\LARGE x^2+Ax+B=0 \)   

\(\LARGE \displaystyle (x= \frac{A}{2})^2-(\frac{A}{2})^2+B=0 \)

上記の公式だけではわかりにくいので、実際に問題を解きながら見ていきましょう。

  ①x+10x=1…x+10xの部分を見ていると、x²+10x+25になると、(x+5)²になるなぁ…

    ↓     

(x+5)-5²=1  むりやり(x+5)の形で表してみました。25の部分はむりやりの

     帳尻合わせ!をしました。

(x+5)-25=1   あとは解いていくだけです。

 (x+5) =26

     A =26

     A  =±√ 26

     x+5=±√ 26

       x=-5±√ 26

    (x=±√ 26-5でもOK)

(2)解の公式

※解の公式

\( \LARGE ax^2+bx+c=0 の解 \)

\( \LARGE \displaystyle x= \frac{-b± \sqrt{b^2-4ac}}{2a} \)

 例) x-4x+1=0

\( \displaystyle x= \frac{-(-4)±\sqrt{(-4)^2-4}}{2a} \)

\( \displaystyle = \frac{4±\sqrt{16-4}}{2} \)

\( \displaystyle = \frac{4±\sqrt{12}}{2} \)

\( \displaystyle = \frac{4±2\sqrt{3}}{2} \)

\( =2±\sqrt{3} \)

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